高校入試の英語長文対策|リーディング力を確実に伸ばす勉強法


「模試や過去問で、英語の長文だけ時間が足りない…」
「選択問題だから、なんとなくでマークしてしまう…」
そんな声を、現場で本当に多く聞きます。
北海道公立高校入試では、リーディングとライティングで全体の約7割を占めており、なかでも“読む力”は合否を左右する大きなポイントです。
この記事では、英語が得意でない生徒でも「長文で確実に点をとる」ために、現場で実際に効果のあった勉強法をお伝えします。

◆この記事でわかること
・北海道公立高校入試における英語リーディングの重要性
・英語の長文が苦手になる本当の理由
・英語長文読解力を伸ばす具体的な4つの対策
・入試本番で点につながる読み方・考え方
・毎日の勉強で長文力を高めるトレーニング方法
・英語長文に関するよくある質問とその答え

■ はじめに

北海道公立高校入試の英語では、リスニングが全体の約3割、リーディングとライティングで約7割を占めます。試験時間は50分間で、冒頭にリスニングが行われ、約10分程度を使います。
つまり、残りの時間で解くリーディングとライティングが合否を大きく左右します。中でもリーディングのみの力を問う問題は、例年すべて選択問題で構成され、中間点はありません。配点は22~23点分と高く、しかも過去問を見ると正答率40~80%程度の問題が中心です
特に苫小牧市内をはじめとした上位校を目指す生徒にとって、正答率40~60%前後の問題をどれだけ確実に拾えるかが合否の分かれ目になります。
しかし現場で指導していると、「英語の長文が苦手」「時間が足りなくて全部読めない」という声を本当によく耳にします。その多くの生徒が、英文を最初から最後まで読まず、部分的に拾い読みしてしまっています。
だからこそ、英語の長文で得点を伸ばすためには、英文を速く、そして正確に読み取る力を身につけることが不可欠です。

■ 英語の長文が苦手になる理由

英語の長文が苦手な生徒には、いくつか共通点があります。

・単語をなんとなく覚えている
・文法を「問題用」としてしか理解していない
・長文を読むときの手順が決まっていない
・時間を意識せずに勉強している

特に多いのが、「読めた気になっている」状態です。実際には細かい意味や文のつながりを理解できていないのに、なんとなく雰囲気で選択肢を選んでしまう。この状態では、安定して点を取ることはできません。
英語長文は、単語・文法・読解力・時間感覚がすべて組み合わさった総合問題です。だからこそ、正しい方法で一つずつ力を積み上げていく必要があります。


■ 長文読解力を伸ばす4つの対策

長文読解力を伸ばすためには、4つの対策があります。細かく見ていきましょう。

【対策1:意味がわからない単語をなくす】

英語長文が読めない最大の原因の一つは、単語の理解不足です。まずは、長文中に出てくる単語で「意味があいまいなもの」を放置しないことが大切です。

過去問演習は非常に重要ですが、過去10年分の入試問題を見てみると、本来は基本語として押さえておきたい単語が、たまたま出題されていないケースも少なくありません。そのため、過去問だけでなく、学校の教科書に載っている英文を丁寧に読むことも強くおすすめします
教科書の英文は、入試に必要な語彙・表現・文構造が凝縮されています。教科書ガイドを使えば和訳を確認できますし、教科書ガイドは書店だけでなくインターネットでも購入可能です。早めに準備して、確実に活用していきましょう。

【対策2:必ずノートに書いて1文ずつ訳す】

単語の意味がわかっていても、英文全体になると意味が取れない生徒は非常に多いです。この場合、頭の中だけで訳そうとしていることが原因になりがちです。

長文対策で最も重要なのは、1文1文の「日本語訳」をノートに書き出すことです。書かずに読むだけだと、「なんとなくわかった気がする」で終わってしまい、本当に理解できていない部分を見逃してしまいます。
実際に書いてみると、「ここは訳せない」「この単語の役割がわからない」といった弱点がはっきり見えてきます。これが、書く勉強の最大の価値です。
解説についている和訳や、教科書ガイドの和訳と照らし合わせながら、自分の訳がどこまで正確かを必ず確認しましょう。この作業を丁寧に繰り返すことで、読解力は確実に伸びていきます。

【対策3:長い1文を「分解」して読めるようにする】

英語の長文で苦戦する生徒の多くは、「長い1文」が読めていません。

接続詞、不定詞、分詞の後置修飾、関係代名詞、間接疑問文などが含まれる英文は、どうしても長くなり、読みづらくなります。これらは単語の問題ではなく、文法構造を理解できていないことが原因です。
文法を問題演習として解くだけでなく、「この文はどこが主語で、どこが動詞なのか」「どこからどこまでが修飾なのか」という視点で見直してみてください。長い文を分解して読めるようになると、英語長文への苦手意識は大きく減っていきます。

【対策4:時間をはかって「本番モード」で読む】

入試本番では、常に残り時間を意識しながら問題を解くことになります。普段の勉強で時間を意識していないと、本番で確実に焦ります。

英語長文の演習では、必ずタイマーを使いましょう。最初は時間オーバーでも構いませんが、「何分でどこまで読むか」を意識することが大切です。
時間を意識した練習を重ねることで、読むスピードと集中力が同時に鍛えられ、本番でも落ち着いて問題に取り組めるようになります。



■ 効率よく点を取るための長文読解のコツ

長文読解にも、効率を求めて解くことができます。以下の2つに注目をしてみてください。

【設問を先に確認する】
長文を読み始める前に、必ず設問と選択肢に目を通しましょう。どんな情報が問われているのかを把握してから読むことで、無駄なく英文を追うことができます

【接続詞に注目して流れをつかむ】
but、so、however、because などの接続詞は、文章の流れを示す重要なサインです。前後の関係を意識しながら読むことで、内容理解が一気に楽になります。


■ 毎日のトレーニングで差をつける

では、実際に勉強するときはどうすればいいでしょうか。以下の2つは、早速取り組むことができるトレーニング内容です。参考にしてみてください!

【音読を取り入れる】
英語長文は、目だけでなく耳も使って理解することが大切です。音読をすると、語順や英文のリズムが体に染み込み、読むスピードと理解力が向上します

【段落ごとに要点をつかむ】
長文を読む際は、段落ごとに「要点を一言で言う」練習をしましょう。完璧な日本語でまとめる必要はありません。「だいたいこんな内容の段落だな」と言える程度で十分です
この感覚が身についてくると、文章全体の構成が見えやすくなり、設問にも対応しやすくなります。


■ よくある質問Q&A

Q1.英語の長文は毎日やったほうがいいですか?
A.理想は短時間でも毎日触れることです。特に音読や教科書英文の精読は、毎日の積み重ねが効果を発揮します。

Q2.わからない単語はすべて覚えるべきですか?
A.まずは教科書レベルの単語を最優先で覚えましょう。入試では基礎語彙の理解が最も重要です。

Q3.長文と文法、どちらを先に勉強すべきですか?
A.文法の基礎がないと長文は正確に読めません。「この文法がわからないな」となったときに、その文法の復習と長文読解を並行して進めていきましょう。


■ まとめ

英語の長文読解は、北海道公立高校入試において合否を左右する非常に重要な分野です。単語・文法・読み方・時間意識を正しい方法で積み重ねていけば、必ず安定して得点できるようになります。
日々の勉強の中で「なんとなく」をなくし、一つひとつを丁寧に確認することが、合格への一番の近道だと現場で強く感じています。


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