【公立高校入試までラスト1ヶ月の勉強計画】残り30日で「逆転」も「逃げ切り」も決まる

「今から勉強して間に合いますか?」
毎年、この時期になると必ず聞かれる質問です。

「間に合うかどうかを議論している暇があるなら、単語を一つ覚える……それが『間に合わせる』唯一の方法です」
高校入試、特に公立入試の問題は、満点を取る必要はありません。
合格ラインを超える点数を取ればいいのです。

そして公立入試は、難問奇問のコンテストではなく、「教科書レベルの基礎がどれだけ定着しているか」を問う良問の集まりです。
つまり、「基礎の穴」を埋めれば、点数は必ず上がります。

これまでの長期間の勉強は「実力をつける期間」でした。これからの30日は「点数を取るための期間」です。
知識を整理し、得点に変える技術を磨く。そのための30日は、決して短くありません。
では、具体的な戦略の話をしましょう。

合格を逆算する「ラスト4週間」の週別タイムスケジュール

漫然と勉強してはいけません。
まず守るべき大原則です。

毎日の固定メニュー(最優先)
・英単語:20〜30分(毎日)
・数学の計算・小問:20分(毎日)
・理社の一問一答:30分(毎日)
・国語の漢字:10分(毎日)

この固定メニューに取り組むことで、学力の土台が崩れにくくなります。
そこに「過去問演習」と「弱点補強」を積み上げていきます。


【残り4週目(本日~)】:弱点の「発見」と「選別」

今すぐ、志望校(もしくは居住する都道府県の公立高校)の過去問を、この一週間で直近3〜5年分解いてください。
まだ解いていない年度があるなら、それが最優先です。

ここで重要なのは「点数」ではありません。
重要なのは「なぜ失点したのかという原因の特定」です。

・時間が足りなかったのか
・公式を忘れていたのか
・問題の意味が分からなかったのか

間違えた問題をリストアップし、
「今の実力で解けるはずだった問題(ケアレスミス・ど忘れ)」
「手も足も出なかった問題」

の2つに仕分けます。

点数を取るためには、「今の実力で解けるはずだった問題を落とさない」ことがとても重要です。
この週は、前者を徹底的に復習し、後者を「捨てる」勇気を持つための選別作業を行います。


【残り3週目】:弱点の「各個撃破」と「基礎固め」

4週目で見つけた「解けるはずだったのに落とした単元」を、手持ちのテキストや教科書に戻って徹底的にやり直します。新しい問題集を買う必要はありません。

使い古した問題集の、間違えたマークがついている箇所だけを解き直すのです。 特に、理科・社会の暗記分野、数学の計算、英語の文法事項
これらを「なんとなく分かる」から「瞬時に答えられる」レベルまで引き上げます。


【残り2週目】:本番形式の「リハーサル」と「時間配分」

体内時計を入試モードに調整します。

・朝型への切り替え
入試当日の起床時間と同じ時間に起きる生活を始めます。
・予想問題・過去問演習
本番と同じ時間割で問題を解きます。

特に、「50分の中で、どの問題から解き、どこで捨てるか」という戦略を体に染み込ませます。
解けない問題に5分悩むのではなく、見直しに5分使う練習をしてください。


【残り1週目】:メンタル調整と「最終確認」

新しいことには一切手を出しません

これまでやった過去問、模試、ノートを見返し、「自分はこれだけやったんだ」という自信を確認する期間です。

暗記項目の最終チェックを行い、体調管理を最優先にします。
ここで無理をして風邪を引けば、すべてが水の泡です。


【徹底解説】5教科別・直前期の「点数を10点底上げする」具体的な学習手順

ここからは、最も確実に点数を伸ばせる具体的なテクニックを解説します。

英語:長文読解のスピード強化と英作文の型

【長文読解は「精読」より「スキャニング」】

多くの受験生が時間切れになる原因は、全文を完璧に和訳しようとすることです。
入試英語は情報検索です。

・長文は「毎日1題」→解く→復習の順
・知らない単語・熟語を10〜20個だけ厳選して暗記
・翌日に同じ長文をもう一度解く(スピードが上がる最短ルート)

【英作文は「型」を暗記する】
使える型を3つだけ暗記し、どんなテーマにも当てはめます。

・I have two reasons.
・First, … / Second, …
・It is [fun / important] for me to [play / study] …

減点を防ぐコツは、「短く・簡単に・文法ミスをしない」こと。
難しい単語より、中1〜中2レベルの確実な英文の方が点になります。

数学:基礎の完答と、難問を「捨てる」勇気

数学で一番やってはいけないのは、大問の最後の難問に時間を使い、計算問題でミスをすることです。

また、間違えた問題は、解説を読んで終わりではなく、何も見ずにもう一度解けるかどうかで合否が決まります。

【大問1(計算・小問集合)は命】

ここでのミスは致命的です。
毎日必ず5〜10分の計算練習を行ってください。
スピードではなく「正確性」を意識し、検算をする癖をつけましょう。

【関数・図形の判断材料】

大問が(1)(2)(3)と構成されている場合、
(1)は教科書レベル、(2)は標準、(3)は応用であることが多いです。

戦略は明確です。
(1)と(2)は必ず取る。(3)は時間が余ればやる」 特に苦手な生徒にとって、(3)に挑む時間は、見直しや他の大問の(1)を解く時間に使ったほうが、総合点は確実に上がります。

国語:時間配分の徹底と、古文・漢文の得点源化

【解く順番を変える】

「大問1から順番に解く」という固定観念を捨ててください。

おすすめは、
「漢字・文法・古文・漢文」→「現代文(説明文・小説)」の順です。
確実に点数が計算できるところから埋め、心の余裕を作ってから現代文に取り組みましょう。

【古文・漢文はコスパ最強】
古文・漢文は、覚えるべき単語や文法が英語に比べて圧倒的に少なく、直前1週間でも伸びる分野です。

理科・社会:暗記単元の総ざらいと、記述問題のキーワード学習

【理科・社会は「直前まで伸びる」】

この2教科は、かけた時間がそのまま点数になります。
ただし、教科書を眺めるだけの勉強はやめましょう。

「思い出す」作業こそが記憶を定着させます。
用語を見て、その意味や内容を説明できるかを確認してください。

【記述問題は「キーワード採点」】
記述問題が苦手な人は、「文章を書こう」とするから手が止まります。

採点基準は、
・指定されたキーワードが入っているか
・因果関係が正しいか
です。

例えば「なぜ〇〇になるのか」という問題なら、
「A(原因)だから、B(結果)となり、C(結論)になる」
という型を持ち
、教科書の太字レベルのキーワードを埋め込む練習をしてください。


受験生に贈る:合格をつかむための3つのマインドセット

「いつかやる」は「一生やらない」と同じ

「明日から本気出す」「週末にまとめてやる」。
その言い訳の積み重ねが、今の現状です。
入試本番に「待った」はありません。今日できないことは、明日もできません。

「今、このページを閉じたらすぐにやる」
この瞬発力こそが、合否を分けます。

スマホを置く。机に向かう。ペンを持つ。
この動作を0.1秒で始めてください。

「不運」や「苦手」を嘆いても、1点も上がらない

倍率や出題内容など、コントロールできないことに悩んでも、点数は上がりません。
今、コントロールできるのは「目の前の1問を解くこと」だけです。

「どんな状況でも、今の自分にできるベストを尽くす」
それが、不安を打ち消す唯一の方法です。

「魔法の勉強法」を探している間に、ライバルは英単語を覚えている

直前期になると、「裏技」や「楽な方法」を探したくなります。

しかし、はっきり言います。
そんな魔法はありません。
あるのは、地味で、退屈で、泥臭い反復練習だけです。

王道こそが近道。
何度も書き、何度も読み、何度も解く。
その積み重ねが、合格への階段です。


まとめ:今日、この瞬間からペンを持とう

あなたの本番は、1ヶ月後ではありません。
「今」です。

今、目の前の問題から逃げなかった人だけが、
1ヶ月後の合格発表で最高の笑顔を見せることができます。

残り30日。
まだ30日もあります。 自分を信じて、最後の1秒までペンを動かし続けてください。


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