ご進級、ご入学おめでとうございます!いよいよ新たな学年がスタートしました。今回の記事は、特に受験生となる新中学3年生とその保護者様に読んでいただきたい内容となっています。新中1・新中2の皆様も進路について考えるきっかけとして、ぜひご一読ください。今回のテーマは『高校入試まであと47週間!』です。まだまだ先の出来事に感じるかもしれませんが、逆算して考えてみましょう。
1. 高校入試までのスケジュール
- 中学校の12月の三者懇談(出願先決定のための面談)までは「あと33週間」
- 志望校判定のために実施される学力テスト(総合ABC)の開始までは「あと21週間」
- 理想的な受験勉強のスタート時期である7月後半までは「あと14週間」
夏休みからは受験勉強が本格化していきますので、遅くとも「何に向けて、どれほど頑張るのか」を明確にするタイミングになります。計画的な受験勉強のためには、夏休み前にはある程度計画を練っていく必要があります。
さて「あと47週間」だったはずが、ここまでで「あと14週間」になってしまいました。しかし、話はまだ続きます。
お子様の志望校によっては、現在の内申点や内申ランクを引き上げる必要があります。私立高校では出願条件として内申点の基準が設けられていることがあり、公立高校では合否判定に内申点が用いられるためです。
内申点を上げるためには、学校での授業態度の改善、提出物による評価の向上、小テストや定期テストで必要な結果を出すことが求められます。そして、とりわけ勉強内容が比較的易しい1学期末テストが、最大の勝負どころとなります。2学期以降に内申点を上げるためには、綿密な計画と相当な学習量が求められます。
1学期末テストまで「あと9~10週間」
本気で内申点を上げにいくなら、4週間以上の対策勉強が効果的ですので、
「今日から5週間後」には受験勉強が始まる
ことになります。
本来はこの記事をお子様ご本人に読んでいただきたいところですが、実際には保護者様ばかりが焦ってしまうというケースも多いかと思います。ぜひこの記事の内容をお子様と共有し、まずはお子様が受験に向けての第一歩となる「高校について知ること」を、この4月から始めていただければと思います。
2. 志望校について知っていますか?
中3の4月、この時期にはっきりと志望校が定まっている生徒はごくわずかです。「自分の学力ではなんとなく○○高校かなぁ?」と、ぼんやりと『行けそうな高校』を考えている生徒がほとんどです。また、部活動やクラブチームで活躍している生徒は「私立△△高校から特待が来たらいいな」と、少し方向性が見えつつも、保護者様と情報を共有できていなかったり、私立高校の受験情報(推薦の出願条件は何ランクまでか?推薦でも学力試験はあるのか?など)まで把握していなかったりすることがほとんどです。
もちろん、この時期に志望校が明確に決まり、受験情報から逆算して学習計画や目標が立てられるのが理想です。しかし、「何を知らないか」が分からない状態では、スタートを切ることも、ゴールを定めることもできません。
「中3だし、とりあえず勉強しとこ!」とはならず、暇な時間はとりあえずスマホ、というのが当たり前になってしまってはいないでしょうか。
受験に向けた第一歩として、まずは自分が受験するかもしれない高校について調べることから始めてみましょう。
以上、受験まで47週間の今、始めておきたいことを取り上げてみました。ぜひご家庭で、お子様の第一歩を後押ししていただければと思います。
中学3年生にもなると、お子様と進路や勉強について腰を据えて話すのが難しいご家庭も多いかと思いますが、第三者である塾の先生とは意外と素直に話してくれる、というケースは少なくありません。
トランスクールの入試突破コースでは、担当講師が毎日の学習管理を行い、1〜2週間に一度の定期個人面談を実施しています。様々な面で安心してお任せいただけますので、ご興味がございましたら、ぜひご相談ください。
【お問い合わせ・無料体験授業のお申込み】
TEL: 0144-82-8011
公式LINEでのお問い合わせも大歓迎です!

コメント