【教科別】定期テスト直前!最終チェックすべきもの

定期テストの勉強は、本番が近づけば近づくほど意識しておかないと「意味のない勉強」になってしまう可能性が高くなります。
しかし、実際にどのように勉強すればいいんでしょうか。
ここでは、定期テスト直前に行うべき勉強の方法を中心に説明していきます!

テスト前日の勉強は「確認」に徹する

定期テスト直前、特に前日や当日朝の勉強は「新しい知識を覚える」時間ではありません。
むしろ、これまでやってきた勉強の「漏れ」や「苦手」を最終チェックし、点数につなげる作業に徹することが重要です。
多くの中学生がテスト前日になると「まだやってない範囲がある!」と焦って新しいページを開きがちですが、それでは理解が浅く、点数につながりにくいまま終わってしまいます。
前日は「できるところを確実に得点する」「最後の1点を取りにいく」ための仕上げの時間に変えるべきです。
今回は、主要5教科を中心に「テスト直前に必ずチェックしておきたいポイント」を教科別にまとめました。
直前の過ごし方で5点〜10点変わることも十分あります。確実に押さえていきましょう。

① 国語:漢字・重要語句と本文の要点

国語は一夜漬けで大きく点が上がる教科ではありませんが、漢字や語句などの知識問題は直前対策が効く分野です。

<チェックポイント>
◆ 漢字練習ノートの間違えた漢字だけ書く
書ける漢字まで何度も練習する必要はありません。苦手な漢字だけ5回ずつ書いて仕上げ。
◆文法・古文の活用形を口頭確認
用言の活用や助動詞の意味を言えるかどうかをチェック。迷ったものは例文を作って覚え直す。
◆教科書の本文を読み返す
登場人物の気持ち、段落の要点、筆者の主張を確認。授業で先生が強調した部分は特に重点的に。

② 数学:間違えた問題と計算ミスを集中的にやり直す

数学は「解ける問題を確実に取る」ことが点数アップの近道です。

テスト前日には、新しい問題に手をつけるよりも、自分がミスした問題・苦手な問題だけを解き直す方が効果的です。
<チェックポイント>
◆ワーク・プリントの×印問題だけ解く
すでに正解できた問題を何度もやるのではなく、前回間違えた問題だけピックアップし、解き方を再確認。
「なぜ間違えたのか」「どこで計算をミスしたのか」を書き残すと同じミスを防げます。
◆計算問題を10問だけ解く
前日の夜に多くの問題を解きすぎると、疲れて集中力が落ちることも。
1問1問丁寧に計算し、符号・分数・単位ミスがないかチェック。ケアレスミス防止の意識が高まります。
◆公式・定理を暗唱する
二次方程式の解の公式、相似条件、三平方の定理など、範囲の公式を「何も見ずに言えるか」最終確認。
覚えているつもりでも案外あやふやな場合があるので要注意。

③ 理科・社会:覚えきれていない用語を絞って暗記

 理科と社会は暗記の比重が高い教科です。前日にすべて覚え直すのは現実的ではないため、「あと少しで覚えられる部分」だけを絞って暗記しましょう。
<チェックポイント>(理科)
◆重要語句の確認を3周する
テスト範囲の重要語句をノートやワークを使って確認、1回目で覚えていなかった語句だけ2回目に残す「しぼり込み暗記」を実施。
3回目には数が減っているはずなので、確実に覚える。
◆実験の手順・理由を声に出して説明する
「なぜ水で洗うのか」「なぜアルコールランプを消すのか」など、理由を言えるか確認。記述問題対策になります。
◆グラフ・図の読み取り練習
光の反射や電流回路、地層や天気図など、図の意味を説明できるか確認。図問題は配点が高いので要チェック。

<チェックポイント>(社会)
◆地図・年表を指さし確認
地理なら地図帳を開き、白地図をイメージして国名・地名を言えるか確認。歴史なら年表で時代の流れを通して確認。
◆資料問題に目を通す
教科書やワークにあるグラフや資料を再確認。「どんなことが読み取れるか」を口に出して説明すると記憶に残ります。
◆キーワード3語で説明練習
たとえば「鎌倉幕府」「御成敗式目」「北条泰時」の3語を必ず含めて短文を作る練習。記述問題対策になります。

④ 英語:基本文・語順・単語を「音読」で再確認

英語の直前勉強で大切なのは、「文法問題を解く」というよりも、正しい語順と表現を体に染み込ませる作業です。
人間の脳は直前に見た情報を強く覚える特性があるため、前日に正しい形の英文を何度も目と耳と口で確認しておくと、テスト本番で自然に書けるようになります。

<チェックポイント>
◆教科書本文を音読する
1年生ならProgram(Unit)ごとの本文、2・3年生なら文法項目ごとの本文例文を音読。声に出すことで語順や動詞の形が定着しやすくなります。
ポイントは「ゆっくり正確に」→「スピードを上げてリズムよく」と二段階で行うこと。
◆基本文・文法パターンを確認する
「不定詞」「比較」「関係代名詞」など、出題範囲の文法の例文をノートに書き、穴埋めにして練習。特に「三単現のs」「過去形」「疑問文・否定文の形」などケアレスミスが多い箇所を重点的に。
◆スペル・単語テストを自分に出す
自分で日本語だけ書いて英単語をスペルアウトしてみる。書けなかった単語は本番でも間違えやすいので、必ず3回書いて確認。


前日は「欲張らず、確実に」

定期テスト直前は「やれるだけやろう!」と詰め込みたくなりますが、前日は「確実に点数になるところだけをやる」ことが鉄則です。

• 国語なら漢字と本文要点の確認
• 数学なら間違えた問題と公式の再チェック
• 理科・社会なら用語と資料のピンポイント暗記
• 英語なら音読と基本文の確認

これらを行うことで、テスト当日も自信を持って臨めるはずです。
そして何より、前日は夜更かしせず、しっかり睡眠をとることが最高の「テスト対策」。
最後の仕上げを済ませたら、明日の自分を信じて休みましょう。


まとめ

以上、定期テスト前の勉強についてをお話していきました!
テストの準備は一ヶ月前から計画的に……近づけば近づくほど、自分の「取り組めていた箇所の復習」をメインにしていくといいでしょう。
テストは「点数を取ることができれば勝ち」です。新しく点を取ることも重要ですが、できている所を落とさない、というのも重要です。
是非参考にしてみてください!


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